大人しく、聞いて

以前も、凝ったターコイズ?ブルーのストーンやヒカリモノを盛り込んだネイルを見せながら、
延々とウンチクを話す、M女史のネイルアートの話を、井戸端会議で、大人しく、聞いていたから助聽器購買
全く接点はないけれど、彼にしてみると、楽しいのかも?
長い沈黙を破って、最後にひとこと、口を開いた彼の言葉は、こうだ。
派手派手Sさんに、「その財布、ブランド?」

私は、コケそうになった。
この人のアタマ、どういうナカミなんだろう、と、????思いあぐねた。
話を合わせているのか、(それにしても、唐突???)
はたまた、自分は地味の極みだが、実は派手好きで、ケバフェチなのか。
キャバクラにでも居るノリなのかなぁ~。
案外、ああいった男性が、結婚詐欺に引っ掛かるのかもしれない???などと(失礼ながら)思ってしまった雙下巴

M女史が、車で、送って行ってあげようかと、私に言ってくれたが、
「いいわ、いいわ、近いから」と(本当に近いし)断って、他の3人の人と歩いて帰った。
しばらくすると、その背後から、プァップァッと、クラクションの音。
振りむくと、ジミジミ男性を含め、何人かを乗せ、
M女史の運転する真っ赤なベンツが、颯爽と風を切って走り去ったsatinique